バルセロナはスペインにあらず

バルセロナに来てからは毎日ポーカーに勤しんでいますが、もちろん旅人ですから観光も楽しみますよ!

バルセロナがあるカタルーニャ州の人々は、自分達のことをスペイン人ではなくカタルーニャ人だと言うぐらいカタルーニャに対して誇りを持っています。街中を歩いているとスペインの国旗とは異なる旗をベランダに掲げている家を頻繁に目にします。実はこれ、カタルーニャ州の独立運動の旗。これだけ独立を願う人々がいるということですね。

旗2

まずはバルセロナの街を一望できるグエル公園へ。街の向こう側には海も見えていい眺めです。左手奥にはサグラダファミリアの塔も見えます。こんなところに住めたら気持ちいいだろうなと思っていたら、実はもともと分譲住宅の予定だったのだそう。施主のグエル伯爵とガウディが夢を形にしたものでしたが、あまりに先進的なデザインのため人々には受け入れられず、二人以外に購入者はなく、結局、市の公園として寄付されることに。

グエル公園

こちらは公園内の有名なドラゴン。トカゲだと思いきや、公式サイトによるとオオサンショウウオがモチーフだそうです。記念撮影する人がひっきりなしに来る程の人気者です。両生類とか苦手ですが、このドラゴンは眺めてると可愛く見えてくるから不思議なものです。

ドラゴン

続いてはバルセロナに来たら外せない、未完の大建築サグラダファミリア。建築巨匠ガウディの代表的作品です。すでに完成している東側の生誕のファサードは圧巻。受胎告知からイエス・キリストが誕生し、成長するまでの場面が彫刻で表現されています。ミッション系の学校に15年間通っていた私としては感慨深いものがありますね。

生誕

西側に建築中の受難のファサードは近代的。キリストの彫刻もまだ未完成かな?と思っていたら、彫刻部分はこれで完成形だそう。東側と比べてモダンな感じになってますね。全体の完成までに300年以上かかると言われていましたが、建築やIT技術の発展により150年も縮まったようで、2026年完成予定とされています。ちょうどガウディの没後100年にあたる頃ですね。完成したら是非また見学に来なければ!

受難

続いてはバルセロナの人々が食べているものを味わうためにサンジュゼップ市場へと向かいましょう。到着したのは午後でしたが、たくさんの人が訪れていて結構にぎわっています。

市場

美味しそうな野菜や果物、お肉や魚介が並んでいて観光客が食べ歩きしやすいようなフレッシュジュース、果物や生ハムの詰め合わせパックなんかも売ってます。aileenザウルスは早速生ハムに食いついていますね。250€はお高いですので、こっそりかじるだけにしましょう。

生ハム

ということで、その後はバルでイベリコ豚の生ハムと白ワイン。トマトをすり込んだ定番のパン、パンコントマテもついてきます。カジノのステーキに続いて、生肉パワーも摂取したのでセット引くパワー充電完了!今晩のポーカーもバッチリだね!

バル

締めはスペイン広場の噴水ショー!噴水が音楽や光と共演して踊ります。なぜかドラえもんの歌も流れます。冬季は金・土曜の夜1回のみのため、見るタイミングを逃す人が多いようですが、無事見にいけました。ベラージオの噴水ショーにも負けない人気と迫力です。

噴水

これにてバルセロナ滞在は終了です。ポーカー的にも良く、過ごしやすかったので、また来ますよ!アディオス バルセロナ!次は古代都市ローマです。

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