ボリビアへの移動は丸2日間

マチュピチュから下山したら、その日はマチュピチュ村にもう一泊。ディナーにアルパカステーキを食べてすぐに就寝です。なにしろ翌日は朝5:30の電車で出発。しっかりと旅の疲れを癒さねば。

暗いうちに宿をチェックアウトして無事駅に到着しましたが、久し振りの登山のおかげで二人とも身体は筋肉痛でバキバキ。ピノキオのような動きでペルーレイルに乗り込みます。

次なる目的地はお隣の国ボリビア。絶景として名高い、ウユニ塩湖を目指します。ここからの予定はマチュピチュ村 – オリャンタイタンボ – クスコ – プーノ – ラパス – オルロ – ウユニ。怒涛の長距離移動が待っています。とにかくひたすらバスか鉄道の時間。

まずはマチュピチュ村 – オリャンタイタンボ。鉄道で2時間、194ソル (1ソル≒38円)。他に移動の選択肢がほとんど無いこともあり、周りの物価からすると異常に高い値段設定になっています。まさにマチュピチュバブル。

ペルー鉄道

オリャンタイタンボ – クスコは乗り合いバスで1時間半。10ソル。クスコに着いたら宿に預けておいた荷物を受け取って、すぐにバスターミナルへ。プーノへのバスはたくさん出ているので、すぐに乗り込むことができます。

クスコ – プーノはバスで7時間。25ソル。到着が夜だったので、ここでホステルに一泊。プーノは葦でできた島に住む民族がいるチチカカ湖で有名なんですが、湖岸をちょっと散歩しただけで、次の日の朝すぐにバスで出発。

チチカカ湖

プーノ − ラパスはバスで7時間。30ソル。途中でペルーとボリビアの国境を越える必要があります。国境のペルー側には大きなペルーロゴが。

ペルー国境

ペルー側でバスを降ろされ、テクテク300メートルほど歩いて国境を越えると、今度はボリビアの記念碑が。イミグレーションを済ませるといつの間にかバスもボリビア側に来ていて、再びバスに乗り込んで再出発です。

ボリビア国境

ボリビア ラパスに到着したのは夜で、バスは次の朝まで無いためここでもホステルに一泊。ラパスはあまり治安が良く無いらしく、ホステルにも外務省からの注意喚起がでかでかと貼られています。最近流行っているのは首絞め強盗。いきなり首を絞めてきて、気を失っている間に身ぐるみ剥がされるらしい。

・・・どう気をつけろというのだ、そんな荒業。一人にならないとか、夜は出歩かないとか基本的なことを徹底するしかないですね。

ラパス − オルロはバスで3時間。30ボリビアーノ (1ボリビアーノ≒17円)。オルロには鉄道の駅があり、ここからウユニまで行けるのです。かつてはラパスとオルロも鉄道で結ばれていましたが、今は長期間運休中らしい。オルロは以外にも活気のある街だったので、ラパス間の鉄道需要もありそうな気がしますが何故なんでしょう。ストライキが勢い余って再開できなくなったのかも。

オルロ駅

オルロ − ウユニは鉄道で7時間。60ボリビアーノ。鉄道なのに何故か縦揺れするという謎仕様。並走する道路を走る車に抜かされていくほど遅いのですが、オルロ – ウユニ間の道路は名高き悪路らしく、バスと比べるとかなり快適ではあるそうな。

そして、ようやく鉄道を降り立ったのが21:30。結局、マチュピチュ村を出てからウユニ到着までに要した時間は64時間。丸2日かけた移動は、さすがに長かった・・・。ポーカーしてればそのくらいの時間もあっという間なんですけどね。

移動中はネットも繋がらないので暇です。本来はその時間をポーカーの研究にあてたいとこなんですが、バスの中だとなかなか集中できないんですよね。iphoneアプリで将棋と囲碁をやり続けています。この旅が終わるころには、ちょっとだけ強くなってるかも。

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