カジノで人間の罪深さを知る

WSOPが開催される会場はRio。この季節はコンベンションホールに大々的な会場が設営されます。広い体育館一面にポーカーテーブルが敷き詰められた風景は壮観。世界で最もポーカーテーブルが集結している場所でしょう。

リオ外観

Rioのロケーションは、ラスベガスの目抜き通りであるストリップからはちょっと離れます。今回はここが主戦場となるため、Rioから徒歩10分のエクステンディッドステイアメリカに宿泊。一泊$49のキッチン家具付きコンドミニアムです。米も買い込んで、1月半滞在の準備は万端。いざ、カジノへ出陣するとしましょう。

ラスベガスは砂漠気候で、外の気温は40℃。しかもこれからまだまだ暑くなります。そんな中、なぜか冬装備を着込んで出発する我ら。そう、WSOP会場はとても寒いのです。あまりの寒さに毎年ブーイングが起きるほど。フリージングという表現が飛び交います。凍えちまうぜ!

というわけで、真夏にまさかのUGGブーツ。厚手のジャケットにヒートテックタイツも装着。ホッカイロも持参。大げさではありません。これからWSOPに参戦する方々は、防寒着をお忘れなく。

アグブーツ

ポーカーをしながらRioで寒さに震えていると、怒りとも悲しみともつかない感情がふつふつと湧いてきます。暑さを克服する文明が、逆に僕らを苦しめるなんて。この苦しみは誰のせいなのでしょう。人間が生まれ持つ罪深さのせいなのでしょうか。

外に出れば地獄の釜のような暑さ、中に入れば冷蔵庫のような寒さ。ポーカーの世界はなんて過酷なんだ。

さて、数日前に一億円獲る宣言をして、さっそく意気揚々とカジノで死闘を繰り広げているわけですが。

セットに対しびしっとトップ2ペアを引き。
フルハウスに対しばしっとトリプストップキッカーを引き。
フラッシュに対しトップセットでべしっとバリューベットを打ち。

ん?なんかおかしいですね。これは・・・。

ラスベガス3日目にして10,000USD負けてます。

傷心

やはりギャンブルで一発当てようという性根が良くないのでしょうね。とはいえ、まだラスベガス滞在は始まったばかり。こつこつと巻き返しを図ろうと思います。

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地道

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