青と白のエーゲ海クルーズ(前編)

ギリシャ観光と言えば海。エーゲ海クルーズに出発です。アテネのピレウス港を出港し、ミコノス島、ロドス島、クレタ島、サントリーニ島などをクルーズ船で悠々と巡る4泊5日のツアー。これまで一年以上世界旅をしてきながらも、クルーズ船なるものに乗るのは初めてなのでワクワクします。

乗り込むのはセレスティアル・オリンピア号。1,000人以上のクルーズ客を載せる大きな船。中にはレストラン、コンサートホール、ジム、スパ、プール、カジノなどがあってバカンスを堪能できます。

船のへさきに立つfirepoicatはディカプリオと見まがうばかりですね。King of the world!

出港から4時間、きれいな街並みの島が見えてきました。最初の寄港地ミコノス島です。エーゲ海らしい真っ白な壁の建物が沈みかけた夕日に照らされていい感じの雰囲気を出しています。

小さな街は真っ白な迷路のようになっていて、おしゃれショップでいっぱい。かわいいねこグッズを見るとつい買いたくなるのですが、旅人たる我ら、むやみにお土産を買って荷物を増やすわけにはいきません。冷やかすだけにしておきましょう。

テケテケ散歩した後はタコのグリルをつまみにワインを引っ掛けていると、じきに出港時間に。夜は船に乗り込んで寝ていれば、朝には次の目的地に到着している楽チン仕様です。

エーゲ海はかなりたくさんの島が点在している地域ですが、それでもさすがに海は広い。360°真っ青な世界が広がります。あの水平線はどのくらい遠くなんだろう。・・・はい、そんなものは考えれば分かることですね。おもむろに計算してみましょう。

地上2mのところから見た水平線は5.1km先。地上100mから見た水平線は36km先ということが分かります。全く持って数学は役に立つなあ。ポーカーも強くなるしね!

さあこれで船の中がどのくらい暇かが伝わったでしょうか。ちなみに船内にもカジノはありますが、残念ながらポーカーはありません。ブラックジャックで控えめに200€勝つだけにしてあげました。

そんなこんなをしながら、いくつかの寄港地を経て降り立ったのが、こちらロドス島。かつて聖ヨハネ騎士団が住んでいたここは、中世の姿をそのまま残した重厚な街並みが広がります。

僕の少年時代に流行ったライトノベルの先駆け、ロードス島戦記を思い出させます。あれは架空の島でこのロドス島とは関係ない、との触れ込みでしたが、来てみればここはがっつり騎士の街。インスパイアされたことは明白ですね。

お土産屋さんも中世っぽく鎧とかでいっぱいです。ディードリットが居ないことだけが残念。

テクテクと街を散歩していると、なんとカジノを発見。しかも結構大きな建物に入っているようです。ポーカー旅人としては中をチェックしておかねばなりませんな。

中に入るまでもなく、入り口にはテキサスホールデムの文字があるではないですか。なんとここでもポーカーが出来るようです。レセプションに聞いたところ、毎日夜の8時から未明まで2-3卓立っているとのこと。ステークスは€5-5。

しかしこの島への滞在時間は残りわずか。今回プレイするのは難しそうです。諦めて次の目的地サントリーニに向かうことにするとしましょう。カジノは次の機会までお預けです。ロドスの騎士の末裔たちよ、運良く命拾いしたようだな。

エーゲ海クルーズ後編に続く。

地中海の魚介にaileenがぶりより

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