バンコク定番の寺院巡りとスパ

パタヤから首都バンコクへと戻ってきましたが、こちらも充分暑いです。実は我らバンコクへの訪問は2回目。前回は二人とも会社勤めしてた頃で、もう5年ほど前のことです。懐かしいですね。

タイ観光と言えば寺院めぐりとスパが定番コースですが、せっかくなので前回訪れなかったワット・ポーへ行ってみるとしましょう。ワット・ポーはバンコク三大寺院の一つで最大敷地面積と最古の歴史を持つ寺院。タイ古式マッサージの総本山としても知られており、入場すると出迎えてくれるのはマッサージ像。ヨガの行者達それぞれが違ったユニークなポーズや表情をとっています。これは文字が読めない人でも実践して健康になれるようにと設置されたものなのです。同じようなポーズをとってみようとするものの体の硬い二人はアイタタ・・・となってしまいます。

回廊には黄金に輝く仏像がぐるりと置かれています。タイの寺院はどこも豪華で煌びやかな装飾がされていて、侘び寂びといった日本のものとは異なりるため厳粛な雰囲気に欠ける感じがします。しかし、若者がお供えものを持って熱心にお祈りしている姿がちらほら見えるところからするとタイ人の仏教信仰はやはり篤いようです。無宗教化しつつある日本とは違いますね。

ワット・ポーのハイライトである大寝釈迦仏。あまりの大きさに圧倒されます。全長49m、高さ12mもありますからね。大きすぎて向こうの方にある足が小さく見えます。目を開いた涅槃は悟りを開いて入滅前最後の説法をしている姿といわれるだけあり、全てを見通した余裕ある穏やかな表情です。見ているこちらも肩の力を抜いて広い心をもって生きていかねばと思わされます。

お釈迦様の足の裏から背中側に回ると長い廊下に108つの鉢が並んでいます。横にある受付で煩悩の象徴としての硬貨を購入し、一つひとつ鉢へ喜捨していくことにより108つの煩悩を消し去るとされているのです。煩悩が消えればポーカーも強くなれるかも?!もっともそんな魂胆こそが煩悩とも言えそうです。でも、単にお賽銭箱に喜捨するよりもこの方がなんだかありがたみがありそうでいいですね。

ワット・ポーから北へ歩くこと十数分、ワット・プラケオが見えてきました。こちらはタイでも最高格式のお寺で、エメラルド色の仏像が安置されていることからエメラルド寺院とも呼ばれています。回廊に描かれているラーマキエン物語などもあって見所満載の寺院ですが、前回訪問時にじっくりと見学したので今回は外を散歩するだけにしておきましょう。

寺院のお隣にあるのは王宮。現在の国王であるラーマ9世は離宮に住んでいて、ここにはいませんが町のいたるところで王様の写真や絵を目にします。”Long live the king”と書かれていて、国民からとても敬愛されているようです。

さて、炎天下のもと半日歩いて体はヘロヘロ。そんなときバンコクではもちろんスパ&マッサージです。タイの街ではコンビニ並みにマッサージ屋が立ち並んでいますが、観光客にはスパも人気。今日予約しておいたのは、バンコクでも一番人気の一軒家スパ、Divana!街のマッサージが1時間200バーツなのに対して4時間で5,450バーツ。ここはいっちょ豪遊してしまいましょう!ひゃほ~い!

バンコク中心部のスクンビット駅から徒歩5分。旧家を改装して作られたもののため繁華街にありながら緑に囲まれていて落ち着いた雰囲気です。

中に入ると冷たいおしぼりとココナッツウォーターが出されます。は~、火照った身体にヒンヤリ染み渡り気持ちいい♪ コースを決めると、使用するオイルやスクラブを選びます。ジャスミンやレモングラスといったタイらしいのもあり、どれもいい香りで迷ってしまいます。

二人用の個室にはベッドにシャワーとサウナ、湯船、お手洗いが全て揃っていてプライベート空間になっているのは嬉しいですね。

いよいよスパコースのスタート!フットバスから始まり、スチームサウナ、ボディスクラブ、オイルマッサージ、フェイシャルマッサージと進んでいきます。どれも程よい力加減でツボも押さえられているので途中リラックスしすぎてウトウトしてしまう程。firepoicatはあまりの気持ちよさにただでさえ眠そうな顔が更にトロけた表情になっていました。そして最後はバラの花びらが贅沢に浮かんだミルクバスへゆっくり浸かって終了です。ふぅ、極楽ごくらく~♪

4時間ものコースは長すぎるかなとも思っていましたが、終わってみるとスッキリと気持ちよく、終始満足いく内容でした。日常的に受けるのは街のマッサージでも十分ですが、何かの記念といった特別な時に受けるにはリフレッシュになっていいですね。

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