ワルシャワからは飛行機で一時間強、チェコのプラハにやってきました。前回訪れたのはもう 2年前 のことになりますが、つい最近のように思い出されます。おじさんになると月日が経つのが早い。
ヨーロッパ随一のロマンチック雰囲気を誇るプラハで、時はメリークリスマス。溢れかえる極上デートスポットなどには目もくれず、向かう先は当然カジノ。硬派たる我ら、ここを訪れた目的はポーカーキャッシュゲームに他なりません。
今年の12月も例年通り、プラハポーカーフェスティバルとしてEPT、WPT、Eurekaなどが一時期に開催されています。ですが、そのトリであるEPTの開催は、実は今年が最後。EPT主催のPokerStarsの方針変更により、他のトーナメントシリーズと統合され、Poker Stars Championship Seriesとして再編成されるそう。これまで評判の高かったEPTブランドを無くしてしまうのは随分思い切った経営判断をしたものです。
2017年以降のプラハでの大型イベント開催は不透明なようですが、プラハは訪れるのにもおススメの街の一つですので、今後どうなっていくのか注目しておきたいですね。
さて、それでは今回の同行者を紹介しましょう。
モトシマテルシ氏。テルトロールの中の人。実はさらにその中ではリスがあの巨体を操縦してるんだとかなんとか。すっかりいじられキャラが定着していますが、実はfirepoicatよりもポーカープレイヤー歴が長い先輩なのです。5年以上もこの世界で生き残ってきたんやで、どすこい。
クドウリュウセイ氏。通称しゃむにゃむ。本ブログ読者にはご存じ、ライブキャッシュチャレンジドキュメンタリーの一人。あのラスベガスの後もポーカープレイヤーとして精力的に活動しているようです。何かに興味を持つとすぐ周りが見えなくなるタイプなので、外野は見ててハラハラします。
チェコ至宝のビール、ピルスナーウルケルで乾杯しているのは、カワグチタカヒロ氏。かなり強い。戦闘力的に。何しろつい先日まで自衛官として陸上自衛隊に所属していたというレア経歴なのです。ほふく前進は人外の早さを誇るそうな。脳筋タイプかと思いきや実はかなり高いインテリ素養を併せ持っている期待の新人。ポーカーはまだまだ粗削りだが、テルトロール門下生として修業中らしい。12月に退役し旅人ポーカープレイヤーへの挑戦を始めたという彼を応援してあげてください。ブログ はまだ作ったばかりなので、今後充実していくはず。
北欧旅行中はあまりポーカーできなかったので、さてがっつりプレイするぞと意気込んだ矢先、firepoicatはポーランドからの風邪が悪化し数日寝込む羽目になってしまいました。片やaileenがキャッシュゲーム会場に行ってみると、長過ぎるウェイティングリストを見てプレイを断念。EPT中は盛況すぎて、特に低めのステークスではプレイする時間帯を上手く選ばないと席に着くこともできないのです。
出足を挫かれ、どうにもポーカー熱が燃え上がりません。ということで、観光にでも繰り出すことにしましょうか。プラハの主だったところは前回すでに観光していたので、プラハからバスで3時間、もう一つのチェコで有名な街、チェスキー・クルムロフまで足を伸ばしてみました。ん?これはどこかで見たことある光景ですね。
(写真消えちゃった)
実はここは、リアルドラクエとして名高い街なのです。赤い屋根の連なる城下町を歩いているといかにもルイーダの酒場とかありそう。
城下町を守るのは、そびえ立つ城壁。
僕ら世代なら歩いているだけでワクワクする街なんですが、写真を撮ってもどうにもイマイチな写り。僕の撮影技術では街の良さが全然伝わらないので、これ以上載せるのは控えておくことにしましょう。興味ある方は是非自分の目でドラクエワールドを体感してみてください。
さて、そんなこんなしながら、ビールを飲んでポーカーしてビールを飲んで飲んで飲んでとしているうちに、気が付けば既にEPT最終日。明日には帰国が迫っています。何といってもこの国では、世界一おいしいビールが水と同じ値段で出てくるのです。ポーカーがちょっと疎かになっても仕方がないですね。白状すると、オマハで下振れたせいで不貞腐れてブログ更新もサボっていただけなのですが。結局今回の北欧トータルは€5,000負けという悲しい結果に。まあプレイ時間も短かったし、致し方無いといったところです。
ポーカーは奮わない結果となりましたが、北欧旅行は思いのほか良い旅でした。バルト三国は物価も安く、噂と違って何故か料理も美味しいので、時間がある人はのんびり旅するのに向いた国と言えるでしょう。やはり新たな地を訪れてみるのは、色々な刺激を得られて面白いものです。しばらくはポーカーメインの生活で、旅は控え目にするつもりではありますが、バルカン半島やアフリカの国々もいつか時間を取って行ってみようかという気になりますね。
一旦帰国はするものの、年末にはまたすぐマカオ入りする予定。今回の北欧旅行ではあまりポーカーの時間が取れなかったので、旧正月が明ける2月まではマカオでびっちりと打ち込みたいと思います。
ピルスナーウルケルはホントに絶品