デンマークのポーカー事情


投稿者 : firepoicat

コペンハーゲンの街はとにかくきれい。チェコのプラハに匹敵するほどにおしゃれな建物が並びます。こちら5匹の竜が絡み合う印象的な尖塔は、証券取引所のシンボル。

証券取引所

カジノでポーカーテーブルがオープンするのは20:30。昼間は観光タイムです。自転車で街並みを散策していると、ポカポカした日差しの中、のどかな公園が現れました。実はここ、コペンハーゲンでは有名な自称自治区、その名もクリスチャニアなのです。

クリスチャニア

中に入ると、ラブアンドピースの精神であふれた雰囲気。そして溢れかえるマリファナの屋台。なんとここは、ヒッピーの楽園と呼ばれるコペンハーゲンでも異質のエリアなのでした。

ここでは1,000人弱の住民がスローライフを営んでおり、1971年に建国を自称。国旗や国家も用意しています。この国独自のルールは3つ。走らない。武器を持たない。写真を撮らない。ということで残念ながら中の写真はお預けです。

コペンハーゲン内に建国された自称自治区クリスチャニア。なんというか・・・壮大なジョークですね。生き方というのは色々あるものだと考えさせられる国ではありました。そろそろ夜になるので、スローライフに馴染まない僕は真面目にカジノに向かうことにします。

さて、デンマークはEU加盟国ですが、ユーロは使えず独自通貨のデンマーククローネを採用しています。過去に何度かユーロ導入の国民投票があったのですが、どちらにしろユーロにペッグ(固定相場)しているからこのままでいいじゃん、ということで、その度に否決されたそうです。旅人にとっては迷惑な話ですよ。

街の中心部の大手の両替所でsell buyスプレッドが5%程度なのを見つけ、これならまあいいかと€1,500をクローネにチェンジ。そのまま自転車でカジノに向かう途中、気付いてしまいます。あれ、なんか微妙に少ない?レシートを見ると、なんと両替手数料12.99%の記載が!

レシート

大手の両替所だからと、細かい確認を怠ったのが失敗です。手数料に2万円も支払ってしまいました。とはいえ詐欺というわけでもなく、調べてみるとデンマークの両替はどこもそんなものらしい。13%て!キャッシングにしとけば良かったと激しく後悔しましが、ええい、カジノでその分勝てばいいんでしょ。(そして後日、ウエスタンユニオンの両替だと手数料無しなのを発見するのです。ちくしょう。悪徳両替は淘汰されてくれよ!)

気を取り直してラディソンホテルの元にあるカジノへ到着。シックな佇まいです。フィットネスセンターと併設されてるし。

コペンハーゲンカジノ

ポーカールームは全4卓。この日は20-50 krが2卓とトーナメントで2卓。ビッグブラインドが約900円なので、ヨーロッパのカジノとしては比較的高いステークスと言えます。

レーキシステムについてはちょっと不満。ベースの5% 100kr maxはいいのですが、ディーラーがチップを要求してきます。1%~10%が相場だということなんですが、相場の幅が広すぎですね。もうレーキとして取ってくれればいいのに。

また全ポットに対しジャックポットレーキが発生し、20krが徴収されます。ブラインドバトルでSBがフォールドしても、ポット70から20を徴収!ジャックポットとは特定の条件を満たすと貰えるボーナスのこと。ここでは、ロイヤルストレートフラッシュを完成させたプレイヤーがそれまで積み立てられたジャックポットボーナスを受け取ることができます。金額はこの時点で130,000kr (233万円)。でかい。ちなみにホールカード1枚でも可なので、出現頻度は1か月に1-2回ぐらいになるのかな?

なお、僕個人としては、ジャックポット系プロモーションのほとんどは愚策だと思っています。何故なら、ストラテジーに影響を与えるから。ここの例で言えば、本来はアグレッシブにプレイしたいロイヤルドローはチェックコールに回すことが多くなります。ポーカールームが提供すべきサービスは、あくまでもこの素晴らしいゲームを楽しんでもらうことのはず。プロモーションのシステムがそのゲーム性を損なってしまっては本末転倒でしょう。たまに見かけるAAクラックボーナスに至っては、いったい何を考えているのだか・・・。

しかし、そんな文句はすぐに吹っ飛びます。なにしろここのゲームは非常にソフト。これまで巡ってきた世界のカジノの中でも随一と言えるレベルです。このステークスでこのレベルとは、なかなかのポーカー環境と言えますね。俄然やる気が湧いてきてしまいました。

テーブルはみんな礼儀正しくフレンドリーな人達で、雰囲気もなかなかいい感じです。隣のおじいちゃんにガスハンセンのことを尋ねたところ、かっこいい返事が返ってきました。

「わしは50年以上もこの街でポーカーをやっとるんだ。ガスだけじゃない、ここにいる奴らはみんなガキの頃から知っとるよ」

これこそ社交場としてのカジノの在り様というものでしょう。規模は小さいながら、意外なところで良いポーカールームに巡り合ったようです。コペンハーゲン滞在は5日間、ポーカーはそこそこでゆっくりするつもりだったのですが、みっちり通い詰める決意を固めるのでありました。

~デンマークのポーカールーム事情 ~

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