期待はずれのゴアカジノ


投稿者 : firepoicat

ゴアの空港にはカジノの看板だらけ。どうやら現在は16ものカジノ施設があるらしい。そもそもインドは原則カジノ禁止ですが、3つの州のみでカジノが許可されているそうな。その内、唯一ここゴア州だけが、ディーラーゲームを許可されているのです。

といっても、ディーラーゲームがあるのはいわゆる船上カジノのみ。アルゼンチンと同じ様に、洋上は法律の管轄が違うからという強引な理屈付けで実現しているようですね。カジノシップが浮かぶのは、ゴアの州都パナジを流れるマンドビ河。こちらのしょぼくれた建物がその入り口となります。

ゴアカジノロイヤル

まだ明るい時間では、カジノに出入りする人も多くはありません。ポーカーテーブルが立つのは夜でしょうから、しばし散策してから行きましょう。

ビーチで若者が興じるのはクリケット。さすが旧英国領。長く伸びるビーチでは何チームもクリケットの熱戦が繰り広げられています。うむ、健全でよろしい。

ゴアクリケット

そしてそのビーチの隅っこでは大人たちがカードを持って集まっています。興味深々で覗き込んでいると、尋ねても無いのに無いのに陽気なおじさんが説明してくれました。

「こいつはインドじゃ100年以上前からやられてるトゥルーカってやつさ。おおっと、賭けてなんかいないぜ。ほら、みんなビンの蓋をやりとりしてるだけさ。ポケットに金は入ってるが、もちろん関係ないぜ。にやり。」

ゴアトゥルーカ

なんと模範的な説明なのでしょう。僕の心の中を読まれてしまったかのようです。さてはかなりデキるな、あんた。20人もの大人が熱心に勝負に打ち込むその姿は、どの国でも見ても微笑ましいものです。うむうむ、健全で非常によいですな。

さあ、日が暮れてきたところでいよいよカジノに向かいましょう。今日行くのは、船上カジノの中でも一番大手のデルティン・ロイヤル。セキュリティゲートをくぐって2,500ルピー (1ルピー≒1.7円) の入場料を払って、渡し小船に乗り込みます。

ゴア小船

入場料2500は結構おいしいバフェと1,500のボーナスチップが込み。ボーナスチップは勝っても負けても一勝負で没収される仕様のやつです。ちょっと高いけどまあ許容範囲かと思っていたら、週末は入場料3,500でボーナスチップ2,500になるとな。それは高い!

船上カジノといってもクルーズしているわけではなく、河のすぐ傍にずっと係留されたまま。4つのカジノシップがプカプカ浮いています。全てほぼ同じ場所にあり、それぞれの入り口は歩いて移動できる距離ですが、それぞれ入場料が必要なのでカジノのハシゴはオススメできません。小船に乗ること5分足らずで、カジノ船に到着。

ゴアデルティンロイヤル

中の様子は、可もなく不可もなくの中流カジノ。船だからといって特に揺れることもありません。さっそくポーカールームに向かうと、ちょうどトーナメントイベントがやっているようです。メインイベントの参加費は10万ルピーで17万円ほど。看板をよそ目に、僕らはいつものようにキャッシュゲームに向かいましょう。

ゴアトーナメント

トーナメント時期に重なったため、かなりの人だかりです。基本のステークスは100-200ルピーで、この日は200-500の卓も立っています。100-200をプレイしながら高いステークスのウェイティングリストに名前を入れておきますが、なかなかそちらに移動できません。何しろここはインド。順番など守るわけないのです。戦いはテーブルに着く前から始まっているということですね。はあ。

レーキは5%の5,000ルピーmax。事前に聞いてはいたものの、かなり高いですね。ストラテジーに大きく影響を及ぼすレベルです。そして、ゲームの進行はとても遅い。自分のショウダウンの番になってもなかなか見せません。イラッ。ラビットハンティングが非常に多い。フォールドしておきながら、ディーラーにお願いしてターンリバーのカードをめくって貰うことです。たまになら良いですが、半分以上のハンドでこれが要求されます。ダルいし何より未練たらしくてダサい。イライラッ。そして後ろの友達と喋っててアクションしない人多数。イライライラッ。

そしてプリフロップで自分の番が来るまでカードを見ない人が・・・!あれ?これはほとんどいない。プリフロップだけは何故かスムーズなのでした。よしよし。

プレイレベルはさぞかし低いのだろうと思いきや、意外とそうでもないようです。マカオに来るインド人はクリエイティブなプレイをぶちかます方々が多いんですがね。ロシア系の若いプロプレイヤーも結構多く見かけますし、やはり数年前の情報よりもレベルは上がっているのでしょうか。プレイの遅さと運営の適当さに嫌気が差したこともあり、ちょっと早めに帰宅することにしましょう。

渡し舟は数分間隔で出ているので、帰るのもすぐです。暗闇の中に浮かぶカジノ船にバイバイ。

ゴア船上カジノ

今はまだこの程度の風景で、マカオやラスベガスの規模とは比べ物になりません。それに加えて入場料、高いレーキ、遅いゲーム進行。残念ながら、一見するとあまりいいポーカー環境とは言えないようです。ただポーカー仲間の情報によると、時期によっては富裕層が集まって高いステークスが立ったりもするそう。テーブル状況は面子次第でかなり変わるようなので、見切りを付けるのは早計というものでしょう。

今回はあまりいい印象は持てませんでしたが、そこは発展著しいインド。今後の展開に期待しておくことにします。

~ インドのポーカールーム事情 ~

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