喧噪と混沌のカイロ

いよいよこれからエジプト入りです。まずやってきたのはその首都カイロ。古代遺跡も楽しみですが、ここはなにしろ我らにとってほぼ初めてのイスラムワールド。日本人になじみの薄いイスラム文化に浸かってきたいと思います。

この街を一言で表すなら、まさに喧噪。道端では口喧嘩が絶えませんし、騒々しいことこの上ありません。また特にすさまじいのが交通事情。道は車に溢れてクラクションがひっきりなしに鳴り響いています。

モーセ

そして車の隙間を縫って悠々と道を渡り切る歩行者たち。かつてモーセが出エジプトの際に海を割ったのは、ここで鍛えられた道路横断力の賜物だったのでしょうね。

運転の荒さもこれまで旅した国の中でも随一で、道路に出るときは命の覚悟が必要です。この国での交通事故はISISよりもよっぽど深刻な脅威と言えましょう。

さて、さっそくピラミッドへ向かうわけですが、大観光地であるここは、まさにエジプトの真骨頂。悪い意味で。タクシーはぼったくってくるわ、押しつけ観光ガイドが勝手にタクシーに乗りこんでくるわ、車通行禁止の嘘ついてラクダに乗らせようとするわ、チケットのお釣りはくすねようとするわ、ありとあらゆるところでとにかく金をせびってきます。1日にしてエジプトのウザったい部分を満喫。インド、モロッコと並ぶ「三大うざい国」の称号は伊達ではありません。

エジプトの洗礼を浴びて、入場ゲートに着く頃にはすでにうんざり気分は否めませんが、これも旅の醍醐味だと言い聞かせましょう。入場時には一応のセキュリティチェックがあり、係の人がaileenザウルスのお腹をふにふにしながら尋ねてきます。「爆弾じゃないよね?」 たわいないジョークも今のエジプト人が言うと重みがあります。

ラクダ引きやガイドのしつこい勧誘を振り払いつつ足を進めると見えてきました。ギザの3大ピラミッド&スフィンクス!

ピラミッド全景

その威容はなかなかの圧巻。何もない砂漠に堂々と巨大建造物がそびえ建っています。

ピラミッドの近くに寄っていきましょう。ギザにある三大ピラミッドのうち最大であるクフ王のピラミッドは、その高さたるや、823 poicat。SI単位系でいうと140メートルです。

さらににじり寄ってみると、石の一つ一つはかなり大きい。土台となってる部分の石は特に大きいのですが、我ら2体と比べるとそのでかさ、質感が際立ちますね。これを4,000年前の人達が積み上げていったとは、もはやクレイジーとすら言えましょう。

スフィンクスは思っていたよりも縦長。本来はツタンカーメンのようなヒゲが付いている筈なのですが、大英博物館に取られたまま未だに返してもらえないらしい。

ピラミッドのすぐ向こうには、カイロの街が見えます。というか、ピラミッドが建っているのはカイロ市街と砂漠の境界。なんだかすぐに砂漠が街を飲み込んでしまいそうに見えるのですが、ナイル川の力がそれを防いでくれているということなんでしょうか。

11月になったとはいえ、昼間のエジプトはまだまだ暑い。しばらくはここで初のアフリカ大陸 & 未知のイスラムワールドを堪能してこようと思います。

ピラミッドの向こうはひたすら砂漠

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