ギネスビールのアイルランド

イギリスを離れ、お隣の国アイルランドにやってきました。アイスランドではありません。

首都ダブリンの街中にはアイリッシュパブが立ち並びます。何しろアイルランドは世界でも有数のビール消費国。ビールを飲む場所には事欠きません。

ダブリンパブ

中でも圧倒的シェアを誇るのが、ギネス。クリームのような泡が特徴的な黒ビールですね。アイルランドで消費されるビールの半分がギネスだとか。まさに、圧倒的シェア。かのギネスブックも、もともとはこの会社から発行されていたそうな。

ビールの醸造所は街中にあり、観光地としても人気。ビール党の我らとしては逃すわけにはいきません。

ギネス工場

日本でビール工場見学というと、酵母の匂い漂う実際の製造ラインを見せてくれることが多いですが、ここは工場に隣接した資料館を見て回るタイプ。少々臨場感に欠けはしますが、古くからひたすらビール造りを続けてきた歴史は感じ取れます。

ギネス工場内部

館内の試飲もギネス尽くし。もちろんおいしいのですが、日本のビールで育った身としては段々ラガーが恋しくなってきますね。

次の日は、レンタカーを借りて一路北アイルランドへ。アイルランド島の北側の一部は、政治的には実はイギリス連合王国の一部。フリーウェイ上には特に目だった国境などもなく、運転しているといつの間にか北アイルランドに入ってしまいます。目立った違いは通貨ぐらい。南側の通貨はユーロですが、北上しているといつのまにかポンドしか使えなくなっているのです。

見どころはジャイアントコーズウェイ。見事な断崖の風景が広がりますが、ここはそれだけでは無いのです。

コーズウェイ全景

近づいてみると、何やら足元の岩場がおかしな形をしています。多角形の石柱が立ち並んでいますが、これらは溶岩が冷えて固まることで、自然に形成されたそう。

コーズウェイ拡大

見事なハニカム構造だ、とはしゃぎかけるfirepoicatですが、よく見ると意外と5角形が多かったりします。それでも、自然の石柱が立ち並びその上を歩いて行けるのはかなりの奇観です。

伝説によれば、アイルランドに住む巨人が海の向こうスコットランドの巨人に戦いを挑むために作った石道ともされているそう。こちらの写真からは伝説の荘厳な空気が伝わってくるようですね。

石柱は高さ何十メートルにもわたって大地を形成しており、横からみるのも中々の壮観。

石柱横

ダブリンに戻ってくると、後は街をのんびりプラプラ。世界で最も美しい本、ケルズの書を見ることが出来るのは、トリニティ大学。

トリニティ大学

ケルズの書はなかなか見事なものなのですが、写真は残念ながらNG。トリニティ大学図書館自体が非常に古い伝統のある場所で、古いインクと紙の匂いが漂う空間はワクワクします。中には世界最古のハープなんかも。

そして最後に訪れたのはやはりカジノ。カードクラブを名乗っているところが趣深いですね。ただ、ポーカー自体はそんなに盛んとは言えないようです。

ダブリンカジノ

アイルランドはイギリスと似た文化でいながら、のんびりした生活が送れそうな国でした。街の人もみんながフレンドリーでいい感じ。

さて、次はオーストリア、ハンガリーに寄ってからいよいよモナコ!

~ ダブリンのポーカー事情 ~

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