モナコのおしゃれは足元から

世界一周旅もいよいよハイライト、モナコにやってきました。フランスとイタリアのほぼ国境に位置する小国家で、イメージ通りおしゃれでゴージャスな国。青く澄んだ海と切り立った断崖に挟まれた高級マンション群が目を惹きます。

街はさながら迷路のような造りで、階段とエレベーターで入り組んだ小路にヨーロッパ調の建物がひしめき合います。鬼ごっこやかくれんぼをしたくなりますね。

今回モナコで開催されているのはEPT (European Poker Tour) というかなり大き目のポーカーイベント。日本から離れた場所にも関わらず、かなり多くの日本人も参加しているようです。僕らもポーカー仲間とアパートをシェアして参戦。せっかくなので、今回行動を共にした日本人プロプレイヤー達をご紹介しましょう。

まずは笑顔がかわいいスキンヘッド、ワタナベトモキ氏。コワモテかつドスのきいた声なのにポーカー界のお笑い担当。日本人には珍しくヨーロッパを拠点にしているプレイヤー。ところで日本人ポーカープロ仲間だけでもスキンヘッド4人いるんですけど。多すぎない?

ベルサーチのジャケットをびしりとキメているのは、ポーカー界の鬼軍曹ハコダマサユキ氏。ライブキャッシュ界ではその名も高く、強いプレイヤーと言えばいつも名前を挙げられる一人。誰もが一度は憧れる、強いギャンブラー像を体現する男。勝負師とはまさに彼のことを言うのだ。

イタリア人と見紛うこの伊達男は、タカハシヤスキ氏。大手製薬会社を辞めてポーカープレイヤーに転向した変わり種。薬剤師スキルを持つ彼は、仲間の危機に薬を処方してくれたりもする。鍛え抜かれた鋼の腹筋と豆腐メンタルを併せ持つ優しいナイスガイ。

ヤスキ

モトシマテルシ氏。このブログを読んでくれている人にはおなじみテルトロールの中の人。何だかんだ言いながらも、いつもポーカー勝っている。普段はアメリカンファッションの彼だが、ハコダ軍曹にチョイスしてもらったヴィルブレクインの白い麻シャツは気に入っている様子。

aileen。ご存じ妻の方。2年間の旅でポーカーも思いのほか強くなってきた模様。今ではおこづかいでは済まない額を勝てるようになりました。ロンドンで購入したチャーチで足元のおしゃれも固め、もはや隙無し。

firepoicat。ご存じ夫の方。30代後半にもなってポールスミスとヴィヴィアンウェストウッドをこよなく愛する。日本人にもライブキャッシュを浸透させることを目論んでいる。英語は苦手だが、最近いつの間にか英猫語はしゃべれるようになったらしい。

ベルルッティ革靴

さてここで、firepoicatの足元にご注目ください。このセクシーさ溢れる革靴はフランスの雄、ベルルッティ。モナコまで来た勢い余って買ってしまいました。

実は、先日ブログでポーカープレイヤーはもう少しおしゃれすべしとの投稿をしたところ、意外なほど多数の賛同を頂きました。旅人ファッションはシャツすらしわくちゃなのであまり偉そうなことは言えませんが、ポーカーが紳士淑女の嗜みとして認知されるよう、これからも草の根運動を展開する所存であります。そもそもポーカーのようなギャンブルで勝ったあぶく銭は、出来る限り浪費されるべきもの。勝った人が好きなものにお金を費やすことで景気の好循環が生まれ、世の中が良くなっていくのです。

ポーカー勝った日は美味しいものを食べて、いいワインを飲んで、欲しかった服を買って、それを次の日を頑張る活力にしましょう。それがギャンブルってもんだろ?

というわけで、ギャンブラーのみんなでニース&カンヌに出掛けてお買い物。モナコ、ニース、カンヌは全てフランス南部のコートダジュール地方に位置し、1時間程度で行き来できるのです。コートダジュールの海は青い濃淡のグラデーションが素晴らしく綺麗。

カンヌ海

買い物天国とされるモナコですが、実はカンヌの方がショップの規模が大きくおススメ。名だたるブランドショップがひしめき合います。

今回訪れたベルルッティは、タカハシヤスキ氏が一推しするフランスの革製品ブランド。その光り輝く革の質感にはただただ圧倒され、タカハシヤスキ氏、ハコダマサユキ氏、firepoicatでそれぞれ1足ずつお買い上げ也。

お値段はかなりのもので、ベルルッティ5足あればWSOPメインイベントに出場できます。モナコで浮かれた勢いで大盤振る舞いしてしまいましたが、まあEPTでポーカー勝てば問題無いんですよ!

足元が引き締まると俄然ポーカーも勝てそうな気がしてきますね。いざEPTに乗り込んでやることにしましょう。

テンション上がりすぎて交わされる桃園の誓い

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