ドキュメンタリー 五人の子猫たち①

いよいよラスベガスではWSOP (World Series of Poker) が開幕。トーナメントでは1億円を超える優勝賞金を連日争っていますが、この時期の見どころはそれだけではありません。ライブキャッシュでも日夜熱いドラマが産まれているのです。

何しろここはギャンブルの聖地ラスベガス。ポーカールームを見渡せば、成り上がろうと奮闘する腕に覚えのある若者もたくさん。そして今やなんと、その中に日本の若者の姿を見ることも珍しくはないのです。

いくら近年ポーカーが流行の兆しにあるとはいえ、将来のキャリアとしてポーカープレイヤーを考える若者がこんなにもいるというのは驚きですね。若い頃の僕はそんな挑戦をする気概はありませんでしたので、彼らを見るととても眩しく、胸が熱くならずにはいられません。

ライブキャッシュのリアルをこそ旨とする我がブログ、これは見逃すわけには参りません。というわけで。

緊急企画、若手ポーカーチャレンジドキュメンタリー!!

ポーカーで身を成そうと意気込む若武者達の挑戦をお伝えしていきたいと思います。本企画に応えてくれたのは 5人。その名も”しま”、”しゃむにゃむ”、”スティーブ”、”ゆうへい”、”ケンスケ”。 さあ、一騎当千の猛者たちをご紹介いたしましょう。

”しま” シマブクロタクヤ氏

23歳 ポーカー歴1年半
若いながらもコミュ力の高いナイスガイ。本企画でも真っ先に名乗りをあげてくれた。普通のビジネスマンとしても有能そうなオーラを放っているが、こんな子がポーカーを目指す時代なのか。

しま

<2014年12月>
WSOPメインイベントの動画をきっかけに、オンラインと都内アミューズメントでポーカーを覚える。

<2015年9月>
初海外初カジノで単身マカオへ乗り込むものの惨敗。リベンジを誓うべく、既にプロとして活躍していたヨコサワマサト氏のオンラインコーチングを受けステップアップを目指す。そのせいかヨコサワマサトに似てると突っ込まれること度々。なんか笑い方とかがそっくりな気がする。

<2016年2月>
ラスベガスに友人とともに1か月滞在。$1-3は勝ち越すものの$2-5は惜敗。トータル収支はほぼイーブンながら、手応えを掴む。

<2016年5月>
大学を休学し、再びラスベガスへ。ポーカー資金は$7,000。
今滞在中の目標は、まずは$2-5で安定して勝てるようになること。目指すは$10,000/月。

 ひとこと:「ヨコサワの名にかけて!」

”しゃむにゃむ” クドウリュウセイ氏

23歳 ポーカー歴2年
常時テンション高く元気いっぱい。というかテンパり気味。草食系猪突猛進タイプ。いい子なのだが素直すぎていつか騙されそうなのがおじさんは見てて心配だよ。

しゃむにゃむ

<2013年9月>
大学へ入学するも学問に対しての情熱を抱けず休学。自分がやりたい事を模索する日々。

<2014年5月>
麻雀仲間と興じていたポーカーに可能性を見出し、本格的に勉強を開始。しばらくして動画配信サイト”らいつべ”でポーカー配信を始める。らいつべ勢と親交を深め切磋琢磨しながら腕を磨く。

<2015年9月>
カジノデビューとして韓国へ乗り込む。挑戦資金は治験のアルバイトで手にした模様。1ヶ月間ポーカーを打ち込み、40万円の勝利を収める。ポーカーで生計を立てる可能性を見出し、復学予定を先送り。

<2016年3月>
ポーカープロになると親に伝えてめっちゃ怒られる。一度は勘当されるも、それまでにポーカーで積み上げた貯金を示しながら情熱を訴えることで理解してもらい、見事和解。アパートを引き払っていよいよポーカー界本格参入に舵を切る。

<2016年5月>
韓国、フィリピン、マカオと各地のライブキャッシュを渡り歩く武者修行を経て、確かな自信を付ける。必勝を期して初のラスベガスに挑戦。
ポーカー資金は$8,000。

ひとこと:「思い付きを数字で語れるものかよッ!」

”スティーブ” 本名非公開

20代後半 ポーカー歴3年
他の4人よりも少し年代が上で人生経験豊富な彼。マニラで銃を突き付けられる経験をしながらも、今日まで無事に生き延びている。ポーカーテーブルでの勝負強さは修羅場をくぐった経験故か。ライブキャッシュの経験値も5人の中で最も豊富。

スティーブ

<2005年頃>
アメリカへホームステイし、イングリッシュネーム”スティーブ”と名付けられる。以後、海外やオンラインポーカーではこの名前を使うように。

<2013年4月>
大学の友達にルールを教わりすぐにハマる。大学の授業もそこそこにオンライン25NLを中心に打ちまくる。

<2015年1月>
オンラインポーカーで勝った金を握りしめてフィリピンのライブキャッシュに挑戦。4ヶ月かけてポーカー資金50万円を3倍にする。

<2015年6月>
いつものように勝利を収めたある日。ポーカールームからの家路にピストルを突きつけられ、ポーカー資金の半分近くを奪われる。firepoicatのポーカー仲間にもそんな修羅場くぐってる奴はあんまりいないのに・・・。

<2015年10月>
辛うじてショックからは立ち直るものの、フィリピンの街がトラウマとなり韓国へ移動。3ヶ月で勝利を収めポーカー資金も持ち直す。

<2016年4月>
ポーカーで身を成す不退転の決意で、大学を退学。企業への内定も事態。ポーカーの本場を目指しロサンゼルス & ラスベガスへ旅立つ。

稼げるならステークスに拘らず何でもやりたい。ポーカー資金は$30,000。目標は$2-5、$5-10で時給10bbを超えること。

ひとこと:「Be Crazy to be Crazy」

”ゆうへい” サナダユウヘイ氏

21歳 ポーカー歴3年
オンラインキャッシュの超新星。200NLの勝組ってことは既に日本人最強レベルの一人じゃないか。そんな彼がライブキャッシュに転向してどこまで勝てるのか注目は大きい。普段は落ち着いた物腰の好青年だが、ブログのために写真でははっちゃけてくれた。

ゆうへい

<2013年4月>
大学入学と同時にオンラインポーカーを覚える。当初は遊び感覚で、勝ったり負けたりを繰り返す。

<2014年9月>
突如ポーカーに対する情熱の高まりを感じ、一念発起。資金を調達すべく肉体労働系アルバイトに身を投じて稼いだ10万円を元手とし、オンラインポーカーで本格始動。ここからオンラインポーカー漬けの生活に。

<2015年9月>
オンラインキャッシュゲームでメキメキと頭角を表し、100NLに挑戦開始。本格的に活動するため、休学を決意。

<2016年2月>
100NLで順調な成績を残す。ライブキャッシュにも進出すべく、単身ラスベガスへ渡り1ヶ月間滞在。手応えを掴む。

<2016年5月>
オンライン200NLでも3bb超/100の好成績を残す。満を持して再びラスベガスへ。
今回の目標は$5-10できっちり勝ちきること。ある程度のリスクは取っても上を目指していきたい。ポーカー資金は$11,000。

ひとこと:「失うものは割と無い」

”ケンスケ” ヒャクタケケンスケ氏

21歳 ポーカー歴半年
アメリカンドリームを掴むべく、$2,000を握りしめてラスベガスへ乗り込んできた彼。行動は大胆ながら、言動はほんわか。いつもにこにこしている不思議ちゃん系。熟練したポーカープレイヤーでも彼の心をリーディングするのは至難であろう。

ケンスケ

<2015年4月>
自動車開発関連の会社に就職。仕事の傍ら、都内アミューズメント店でポーカーを覚える

<2016年1月>
韓国で初のライブキャッシュに挑戦。2日で5万円勝つ。これはもしやいけるんじゃないのか!?

<2016年5月>
ラスベガスのカレー屋”TOKYO KITCHEN“でのアルバイト募集を知り、居ても立ってもいられず申し込む。退職してそこでしばらく働くことに。有り金2,000ドル+50万ウォンを握りしめてラスベガスへ。アルバイトの時間を縫ってポーカーに挑戦中。
ちなみに彼のいるカレー屋TOKYO KITCHENのオーナーは我ら夫婦の友人でもある。複数注文すれば配達もしてくれるのが嬉しい。

ひとこと:「カレー作ってる場合じゃねえ!」

本ドキュメンタリーのゴールは7月下旬。それまで5人の奮闘する生の姿をお伝えしていきたいと思います。

今はまだ子猫ちゃんな5人。この中のいったい誰が虎に育っていくのでしょうか。これはトーナメントで一攫千金を狙うギャンブラーの夢物語ではありません。文字通り生活を賭けた勝負師たちの生き様なのです。

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