長いようで短かかったWSOPもとうとう終わり。日本に帰国です。この期間のラスベガスはやはり特別でした。日本人プレイヤーもたくさん訪れており、普段ネット上ぐらいでしか接しない方々と親交を深められるのも大きな魅力ですね。
さて、今回はfirepoicatにとって初のトーナメント挑戦。自分なりにかなり研究を重ねて臨んだトーナメントでしたが、残念ながら一つも優勝できず。それどころか入賞すら無しという残念な結果に終わってしまいました。即ち、生涯ROI (Return of Investment、いわゆる利益率) はマイナス100%ということになります。
トーナメント – $ 15,000 / 40h (4イベント)
一撃で億万長者になろうというはやはりムシが良すぎたようですね。
結果はさておき、WSOPメインイベントの独特の緊張感の中でプレイしたのは、いい思い出になりました。トーナメントの研究を通して、ポーカーへの理解が新たに深まった部分もあります。しかし、ここは敢えて言わせてもらいましょう。
やっぱりポーカーで一番楽しいのはキャッシュゲームです。
WSOPメインイベントを経験してなお、その想いは強くなりました。もちろん最終的には個々の嗜好の話なのですが、日本でキャッシュゲームが流行らないのは、その楽しさを知る機会が少ないからに他なりません。ポーカーをやるからには、是非ライブキャッシュを経験することをオススメします。べ、別に負けたからそう言ってるんじゃないんだからね!
さてそのキャッシュゲームの戦績がどうだったかというと。
firepoicat
ホールデム + $ 20,300 / 301h
オマハ - $ 550 / 14h
チャイナップル - $ 7,900 / 33h
aileen
ホールデム - $ 5,000 / 257h
トーナメントを含めると、2人合わせて100万円負けました。
問題はパイナップルチャイニーズポーカー、通称チャイナップルですよ!相手によってはかなりソフトなゲームだったのですが、1ポイント$10ながら悪夢のような下振れを喰らいました。それなりのwin rateが出そうだ、なんて大口叩きながらの大敗。チャイナップルフィッシュのファイヤーポコキャットです。
aileenにとっても試練の期間となりました。何しろ50日間滞在して、100bb以上勝利したのは一度だけ。セット引いても勝てない日々。負けが続いてプレイも悪くなるという、ギャンブラーなら誰しもが通る悪循環を突き進むことになってしまいました。滝行でもして精神から鍛え直すこととしましょう。
さて、本来なら今頃1億円を手にしているハズだったのですが、なんと滞在中に負け越すというまさかの事態。旅の資金も不安になってきます。どうしましょう。答えは簡単です。
お金が無いならカジノに行けばいいじゃない。
ということで、次の目的地は再びマカオ。1か月程ポーカー漬けになって世界旅資金を補充したいですね。その後は未定ですが、エジプト、インドあたりのポーカールームを目指してみたいなと思っています。あとはイギリスと、ドイツで開催されるWSOPヨーロッパあたりが気になるところ。
もうしばらく世界旅は続きます。
偉い人もこう言っています